妊娠や出産によって女性の身体は大きく変化します。尿もれ (UI) はその変化の一つであり、妊娠や出産を経験した女性の多くが尿もれ (UI) を経験するにも関わらず、ほとんどの方が誰にも相談しないようです。なぜ妊娠や出産が尿もれ (UI) を引き起こすのかを知り、尿もれ (UI) を健康的にコントロールできる方法を知りましょう。

妊娠が尿もれ (UI) を起こす理由

妊娠中は、赤ちゃんの体重が骨盤底筋に負担をかけます。出産時には赤ちゃんが産道を通るために骨盤底筋も引き伸ばされます。その結果、弱くなった骨盤底筋が尿道や膀胱のコントロールを弱め、尿もれ (UI) を引き起こす原因となるのです。尿もれ (UI) につながることが多いのは以下のケースです。

  • 初産

  • 大きな赤ちゃんの出産

  • 経腟分娩の際の長時間のお産、難産

帝王切開の場合は、出産時の骨盤底への影響はないと考えている方もいるかもしれませんが、実際には妊娠中の赤ちゃんの体重の負荷も骨盤底筋の脆弱化につながります。たとえ帝王切開で出産したとしても、尿もれ (UI) になることはあります。

妊娠後の尿もれ (UI) の症状

骨盤底筋が弱いと、咳、くしゃみ、笑ったり、運動をしたりする際に尿もれ (UI) を起こすことがあります。頻繁にトイレに行きたいと感じるようになったり、夜間にトイレに起きたり、寝ている間の尿もれ (UI) も起こりえます。

弱った骨盤底筋については

どうすれば治る?

弱った骨盤底筋は出産直後の6ヶ月で体が回復するとともに、改善していくことが多いです。普段から骨盤底筋トレーニングをすることで改善が早まることもあります。また、出産後数週間は、骨盤底筋への負担がかかりやすい時期です。骨盤底の回復に向けて、以下を心がけましょう。

  • 可能な限り重いものを持ち上げない

  • 便秘をしない

6ヶ月程経過しても改善しない場合は、医師に相談してみてください。