多くの人が尿もれ (UI = Urinary Incontinence) に悩んでいるにも関わらず、たとえ医師相手でも、悩みを相談するのを躊躇してしまうようです。かかりつけの医師や、泌尿器科医、婦人科医、といった専門家に相談し、あなたに最適な尿もれ対策を見つけましょう。会話をスムーズにするために知っておいたほうがよいことがいくつかあります。

悩んでいるのはあなただけではありません

尿もれ (UI) は特別な病気ではありません。医師はこれまでも多くの方の相談を受けているはずです。自分だけがこんな悩みを抱えているのではないか、と不安に思うこともあるかもしれませんが、恥ずかしがらずに気軽に相談してみましょう。

普段通りの会話をするように相談してみましょう

尿もれ (UI) の悩みを打ち明けたら、医師はそれに対して「トイレに行く回数が増えましたか」「常にトイレに行きたいと感じますか」などと、診断のために適切な質問をしてくれるはずです。「尿がこんな時にもれて困っています」と簡単な会話から始めてみましょう。

病院に行く前に考えておくとよいこと

以下は、尿もれ (UI) について相談したとき、最初の問診で尋ねられる質問です。適切な診断をしてもらうために、以下のような質問に答えられるよう準備をしておきましょう。

  • 尿もれ (UI) はどんなときに起こりますか?

  • 一日に排尿回数はどのぐらいですか?

  • 夜間にトイレに起きる頻度はどれぐらいですか?

  • 毎日どれぐらい水分を摂取しますか?

  • 急にトイレに行きたくなって間に合わないことはありますか?

  • 咳、くしゃみ、運動をするときに尿もれ (UI) はありますか?

  • 尿もれ (UI) が仕事や社会生活の妨げとなっていますか?

医師の判断によって、検査をすることもあります。

診断と対策

医師は会話に基づいて、尿もれ (UI) の原因や尿もれ (UI) のタイプを診断することができるでしょう。そして、最善の対策を医師と一緒に話し合いましょう。