ご家族の介護準備で確認しておきたい3つのポイント。

①介護についてご家族で話し合っておく。

介護には家族の協力が欠かせません。ふだん介護について話す機会はなかなかないかもしれませんが、ご家族が元気なうちに、できるだけコミュニケーションを取るようにしておきたいもの。「どのような老後を送りたいと思っているのか」「要介護状態になったらどうしたいか」といった話し合いを家族間で進めておきましょう。介護が必要な状況になってからではスムーズにまとまりにくい場合がありますので、日頃から良好な関係づくりを心がけ、兄弟姉妹でもできる限り協力体制をとっておきましょう。

②介護費用は早めの準備を。

ご家族が高齢になると、いつ要介護状態になってもおかしくありません。そんなとき避けられないのがお金の問題です。介護サービスを受けるにも、施設に入るにも、必ず一定の費用がかかります。在宅で介護を行う場合は、自宅の改修に加えて、介護用のベッドや車いすなど様々な介護用品の準備が必要です。早いうちから介護のための資金を用意しておけば、お互いの心の余裕につながるでしょう。

③介護の協力者をさがす。

介護を始めると、身体的にも精神的にも予想以上に負担が大きいことを思い知らされます。介護をひとりで抱え込むと、介護者自身が体調を崩してしまうことも。共働きだったり、子育て中だったり、誰しも事情がありますが、家族や親族で協力し、早めに介護の役割分担を決めておきましょう。

知っておきたい介護の種類。

在宅介護

在宅介護とは、日常生活に助けが必要な要介護者が自宅で生活しながら、介護のサポートを受けること。自宅で要介護者と同居しながらご家族が介護することができ、場合によっては、訪問介護や訪問看護、デイサービスなど、介護保険制度の介護度に応じて各種の在宅介護サービスを利用することができます。

在宅介護につきものなのが、「排泄介助」(トイレ介助)です。トイレへの誘導や排泄の手伝い、おむつの交換といった排泄介助は、在宅介護で最も重要で欠かすことのできないケアのひとつ。排泄は、人間の尊厳に関わるデリケートな行為のため、要介護者の自尊心を傷つけないことがとても重要です。またできるだけご本人に行ってもらい、できない部分をサポートするようにしましょう。

基本はトイレでの排泄となりますが、夜間や外出時には、尿もれパッドやパンツタイプがおすすめです。もれ量にあわせた排泄ケア用品を使うことで「もれても大丈夫」という安心感につながり、自立につながる有効な方法のひとつとなります。ただし安易なおむつの使用は「高齢者の意欲や体力を低下させ、尊厳を傷つけることがある」「皮膚がかぶれやすくなる」などの問題があるため、できるだけ便器やポータブルトイレなどを活用し、尊厳ある介護を心がけましょう。UI(尿もれ)を改善するための体操なども効果的です。 尿もれケアの「ウィスパー」なら、パッドタイプの「1枚2役Wガード」「うすさら吸水」「うすさら安心」「うすさらエアリー」「うすさらエアリープラス」や、パンツタイプの「うすさらシルキー」といった女性のためのUI(尿もれ)専用製品が数多く揃っています。吸水力と消臭力に優れ、着けていることに気づかれない安心感を実感できます。 ウィスパーのお役立ちコラムには「女性のためのUI(尿もれ)改善訓練」をはじめ、様々な記事が紹介されていますので、ぜひ、ほかのページもチェックしてみてくださいね。

遠距離介護

遠距離介護の最大のメリットは、親御さんもご家族も住環境を変える必要がないということ。互いの生活スタイルを大きく変えることなく、介護ができます。ただし、「何かあったとき、すぐに駆けつけられない」ため、その間どう対応するかを考えておく必要があるでしょう。帰省にかかる交通費や、介護サービスを利用する費用など、金銭的な出費は大きくなります。

介護施設の利用

介護施設に入居すると、介護の専門家による質の高いサービスを受けられ、要介護者が生活する環境も整っています。ご家族の負担にならないという安心感とともに、ご家族以外との接触機会が増え、新たな人間関係を育むこともできるでしょう。

24時間体制で緊急時に備えた対策があり、専門的なことはすべて施設のスタッフに委ねられるため、ご家族の負担を軽減できます。ただし、いつでも会うことができないこと、さらに費用的に負担を感じる場合があるかもしれません。様々な介護施設があるため、提供されるサービスや料金などを総合的に比較し検討する必要があります。

それぞれの思いを共有し、より良い介護をむかえましょう。

介護についてご家族で話をする。どのような方法で介護にあたるのかを事前に考えておくことで介護されるご本人、ご家族ともに安心して介護に入ることができます。一度、みなさんで介護について話をする機会をもたれてはいかがでしょうか。

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医療費控除についての記事はこちらをお読みください。

紙おむつや吸水ケアパッドの医療費控除について

株式会社シンマン 代表取締役 新増 浩二

【略歴】

2001年 近畿大学商経学部経営学科卒業

2007年 介護福祉士取得

2008年 株式会社シンマン設立

【現在運営事業】

・G-ケア居宅介護事業所(訪問介護、居宅介護、重度訪問、移動支援事業)

・G-ケア相談支援事業所

・G-Ns訪問看護事業所

・G‘sホーム

http://www.shinman.co.jp